このたび「コールドクリームU-1」は販売を終了することとなりました。 ご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
なお、TO BI KEN・ADVANCEラインの「マッサージクリーム」が後継商品としてございます。
コールドクリームU-1とゼノアのマッサージクリームαの良さを兼ね備えた製品です。ぜひ、お試しください。
特長
メイクなどの脂汚れは新鮮な油脂でいったん溶かしてから拭き取ることが、お肌を傷めない合理的な洗顔と考えています。コールドクリームUー1はお肌の環境をそこなわずに汚れを溶解し、さらにマッサージクリームとしての機能を兼ね合わせた無水型油性コールドクリームです。
Uー1シリーズは、ゼノアの他の商品にくらべて原料の組成がより複雑化しており、加工も高度なものとなっています。
※ゼノアのメイク落としは4種類あります。
マッサージクリームαを含めますと全部で5種類です。
【5種類の共通点】(はじめて、ゼノアをお使いの方は「コールドクリームクラシック」からはじめてください。)
●水を一切使っていません。簡単にいうとアブラだけです。だから、お水では洗い流せません。拭き取りになります。
●毛穴付近の皮脂の汚れやメイクのアブラ汚れを、肌を傷めないでやさいく落としてくれます。
●お肌の保護を兼ねています。
●ゼノアは日本薬局法が定めるものよりも純度の高いミネラルオイルを使用しています。未精製の植物オイルよりグレードが高く、かつ汚れを落とす能力に優れています。
●他の無水型コールドクリームと混ぜて使うこともできます。
【他のコールドクリームとの大きな違い】
●マッサージクリームとしての機能も兼ね合わせたいます。
●クリームの固さは、コールドクリーム(無水型)」よりも多少柔らかめです。
製造元:株式会社 東京美容科学研究所
※効果・効能については、個人差があります。
※合わない場合は、利用を中止し医師に相談してください
全成分
ミネラルオイル、ワセリン、セレシン、ミリスチン酸イソステアリル、マイクロクリスタリンワックス、オリーブ果実油、ミツロウ、パルミチン酸セチル、ハトムギ油、スクワラン、アボガド油、酸化亜鉛、酸化チタン、ラノリン、ラノリン脂肪酸、ビタミンA油、コーン油、トコフェロール、香料
- ミネラルオイル
- 柔軟性があり、延びが良い。皮膚表面に耐性皮膜を形成する
- ワセリン
- 粘着性が強く被膜性があり、皮膚科ではアトピーの治療にも使われる。
- セレシン
- クリーム形成剤。熱に強く、溶けて液状になる温度が高いので、商品の安定に有用。
- ミリスチン酸イソステアリル
- 油性感を改善したさっぱりした油剤。エステル油。
- マイクロクリスタリンワックス
- ロウの結晶化を防ぎ、液体油の発汗を防ぐワックス。
- オリーブ果実油
- 皮膚に対してよく馴染むのでエモリエント剤として有用。
- ミツロウ
- 粘着性を有するので、吸着性がよい。商品の延びを調整。
- パルミチン酸セチル
- ロウ類。光沢改良剤。および粘り気を増加させる。
- ハトムギ油
- クリーム形成、エモリエント剤として。
- スクワラン
- 皮膚に対しよく馴染み、べたつきがなく感触のよい油。エモリエント。
- アボカド油
- エモリエント剤。皮膚に対しよく馴染み、べたつきがなく感触のよい油。
- 酸化亜鉛
- 一般に亜鉛華ともいう顔料。収れん剤(引き締め)として。
- 酸化チタン
- 紫外線散乱剤。白色顔料(着色剤)としても有用。
- ラノリン
- 吸着精製ラノリン。活性白土という顔料を用いてラノリンの不純物を取り除くことで刺激性が緩和された固体のワックス。クリーム形成剤として有用。
- ラノリン脂肪酸
- ラノリンを加水分解した物質。製品の油剤を安定させるのに良好。
- ビタミンA油
- 皮膚コンディショニング剤。
- コーン油
- トウモロコシの胚芽から得られるオイル。全般的に商品の延びを改善し、毛髪商品に配合すると毛髪にツヤを与える。ビタミンAを溶かし込む。
- トコフェロール
- ビタミンE。自身が酸化しやすいので他の共存成分が酸化しにくい。酸化防止剤。
- 香料
- 原料臭対策として配合。
容量
60g
使用方法
Step1
コールドクリームU−1をサクランボ約1個分を手のひらに取り、指先で柔らかくあたためてお顔全体にのばし、汚れを浮かせるようにマッサージします。
※メイクの汚れなどがあまりコールドクリームと馴染んでいないようでしたら、もう少し足してあげてください。
※この作業を「マッサージ」という言葉で説明すると、一生懸命にやりすぎてしまうところがありますので、「メイクと馴染ます!」程度で十分です!
Step2
水又はぬるま湯に湿らせたコットンやティッシュで、大まかな汚れを簡単に拭き取ります。
※この時点で、コールドクリームをしっかり拭き取ろうとすると、お肌に負担をかけすぎてしまうことがありますから、あくまでも余分な油分や汚れを簡単にふき拭き取る程度にしてください。
※ご心配される一つに「擦ると肌に刺激にならないのか・・・?」 これも大丈夫です。
※当然、床を磨くぐらいの力で擦ったら刺激になりますが、コールドクリームの油分が素肌との潤滑油となっているので、コットン等が直接肌に触れていることはありません。
Step3
用意しておいた、蒸しタオルをお顔にあて蒸らし、残りの汚れをふき取ってください。
※お顔にあてる時間は30秒でOKです。
「あっ〜気持ちいいなぁ〜!」と思えるくらいの温度のタオルをあて、タオルが冷めないうちに拭き取ります。
※蒸しタオルは、汚れを拭き取ることだけが最大の目的ではありません。美肌効果のために、毛穴の汚れをよく落とし、血行促進やリラクゼーションにとても役立つからです。
Step4
「石けん(クリームソープ)」または「びがんこ」などで、やさしく洗顔してください。
※洗顔後、鏡を見たときに、見た目にはまったく油分などが残っていなくても、両手をほっぺに当てて上に「スッ!」と引いてみると、気持ち手に「ペタッ!」として、ちょっと油分が残った感じがすると思います。このちょっとの「ペタッ!」が一時的な皮脂の代わりをしてくれるからお肌が守られているのです。男性は常にこれくらいの皮脂膜があるので、女性よりも肌の老化が遅いのです。
※寒い冬場になると、どうしてもクリームが固くなりやすいです。手の平でよくもんで体温で柔らかくしたもので汚れを溶かしてあげてください。
よくあるご質問
A.化粧品中に配合されるミネラルオイルとは流動パラフィンのことです。
化粧品に使用する鉱物油としては、流動パラフィン(ミネラルオイル)やワセリンが有名です。この流動パラフィンを化粧品に使用するには、「食品添加物規格」「日本薬局方規格」「化粧品原料基準」(食添・薬局方・粧原基)をクリアしているものを使用します。(2000年以降、化粧品原料はメーカーの自主規制に委ねられ、これらの基準はあいまいになりましたが、これらをクリアしたランクの原料を使うことが望ましいので、あえて判断基準とします。)
この他に、JIS規格に準ずる特級・1級等の基準を引き合いに出す場合もあるようですが、これは工業用途の流動パラフィンに準備された基準で、皮膚に塗布したり食べたりするための安全基準ではありません!もちろん化粧品の転用には適しませんし使用不可です。
では、鉱物油の問題点とはいったい何なんでしょう・・・・・?
その中に不純物として含まれる環状化合物(多くは芳香族炭化水素〜タール色素や紫外線吸収剤はこれらから作られます)です!これらを除けばいいのですが、それにはコストがかかります。通常、化粧品には食添用のものを使いますが、食添用ランクでも不純物が若干残ってしまう場合があります。(こういった油は純度を高くしすぎると体内で消化、吸収されにくくなり下剤になってしまいます。医療では高純度の油を下剤のコーティング剤として使用したりします。)
しかし、ゼノアでは30年前から紫外線吸収スペクトル分析でも、不純物が検出できないハイレベルの超精製パラフィンを使っているので心配いりません!鉱物油は不純物さえなければ優秀な高級炭化水素(高級とは分子量が大きいという意味)としてクリームの品質安定にとても役立つものです!