メーク用品を選ぶとき、人によって選び方もさまざまです。
たとえば・・・
「自分に合う色があるか」それとも「UVが気になる」「化粧崩れしない」「汗で流れないファンデーション」や「落ちない口紅」などを気にして選ぶこともあるでしょう。
でも、これらには、シリコーン樹脂いわゆるシリコーンが顔料の被覆剤として使われているもの多いです。これは車のワックスにも盛んに使われてものです。シリコーンは通気性に乏しく、強い撥水性の皮膜剤で汗や唾液に溶けないのが特徴です。
ファンデーションや口紅の成分表示を見てみると、よく「・・・メチコン」と書いてあるのが代表的なシリコーンのことです。
たしかに落ちにくい化粧品など使えば、何度も化粧直しする必要もないし、またスポーツをした時などにはとても便利だと思います。しかし、シリコーンに限らず「ワックスがけ1年不要」といったような車用ワックスに使われている合成ポリマーなどを化粧品に多く配合して、もっと崩れにくくしたものだと、今度は、お家に帰ってから落とすのが大変です。より強い洗浄剤を使わなければいけなくなります。しかも、今、使われている顔料の粒子はナノテクもしくは超微粒子なので皮膚によく貼りつき、しかも毛穴もカバーしてくれるほどの細かいものなので、毛穴にもぐって落とすのに大変苦労したりします。
でも、仕上がりはやっぱっりキレイですけどね!
だからこそ、素肌の環境を壊さない「皮脂」に近づけた下地クリームを選んでカバーしていただきたいのです。(BSクリーム2やクリームA−30など)
それでも、「簡単に落としたい」「もっと楽に落としたい」そんなクレンジングがほしい・・・
その結果が、クレンジグの洗浄力をどんどん強力にしてしまったのです・・・
だから、お肌のバリアゾーンが壊れて、皮膚の中に含まれている水分が蒸発してしまうから、肌が乾燥してしまうのです。お肌のバリアゾーンがしっかりしていればタール色素による影響も受けにくくなるのです。
ちなみに、化粧崩れをする原因は、メーク法によって左右されることもありますが、最大の原因は、下地化粧品に界面活性剤(乳化剤)を高濃度添加してあるものと、さらにベースファンデーションにも別の界面活性剤(乳化剤)が使われていたりしたら、相乗作用した高濃度の界面活性剤が、自分の皮膚から出てくる皮脂と汗も混ぜてしまうから、メークが崩れていってしまうのです。
当然、このようなメークをしていけば、お肌のバリアゾーンも壊し、やがて皮膚の血管は萎縮して血行が悪くなります。
それが「肌のくすみ」なのです・・・
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